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 全日本民医連消化器研究会(以下、民消研)は、全日本民医連(以下、民医連)に所属する消化器内科、消化器外科、大腸肛門病科の医師、看護師らが全国から集まり、1998年に奈良で結成されました。

 

 以後、持ち回りで現地の実行委員会が主催して、愛知、北海道、東京、京都、熊本、香川、山形、石川、大阪、鹿児島、長野、埼玉、奈良、群馬で、総会を開催してきました。

 

 民医連は「働く者の医療機関」として、地域医療、患者本位の医療、チーム医療を推進しています。

 

 患者さんの健康を全人的にとらえ、社会保障の問題や平和の問題にもとりくんでいます。民医連には北は北海道から南は沖縄まで約150の病院と2000以上の診療所が加盟しています。

 

 民医連は震災時の医療にも積極的にとりくんできました。1995年の阪神大震災では、神戸協同病院、東神戸病院などが拠点となり、2011年3月11日の東日本大震災の時も、被災地の坂総合病院を拠点とし、全国からの医療従事者が集まり、震災後の医療に取り組みました。

 

 そんな民医連の中にあって、民消研ではメーリングリストや年に1回の定例総会を通じて、様々な医療活動を交流しあい、全日本民医連の消化器医療の質や安全を高める活動に取り組んでいます。

 

 また、明日の消化器医療を担う若手の人材育成にも取り組んでいます。

 

 今後は全国組織の利点を生かして、全国調査や共同研究も行なっていきたいと考えています。

 

 民消研は、患者さん本位の、安全で確かな消化器医療を、全国に浸透させるために、今後も歩み続けます。